結婚式に至る道のり
両親と年の離れた兄に囲まれて育った私には
甘やかされ 自分の「こうしたい」を全面に出して
わがままに生きてきた
いろいろな習い事をしたいという気持ちには
親からの”家から自分で通える範囲で”という条件の元
たくさんの事を習わせてもらった
高校を選ぶのも 違う国へ行くことも 地元を離れた大学へ行くことも
反対されたことなど一度もなかった
私は学びたい・体験したい一心で「自分で選択した道」なんて
そんなかっこいいこと思ったことはなかったけれど
結婚式
という 人生の中で自分たちにも 大切な家族や仲間たちにも
記憶として残る その大切な日をお手伝いさせていただくお仕事をし
私がこの場所でウエディングプランナーになるまでに
いったいどれくらいのことを悩み選んできたのだろう
そんなことをふと考えたことがありました
新郎新婦となるお2人も
そう呼ばれるに至るまでたくさんのストーリーをお持ちで
そしてそれは、どのカップルにもそれぞれの背景があって
今隣にいる大切な人と付き合うことを決めたとき
一度離れたけれど やっぱりこの人じゃないといけないと思ったとき
ずっと一緒にいようと結婚を決意したとき
そして大切なみんなに集まってもらうならここにしよう
と結婚式会場を選んだとき
プランナーの私たちがお2人と出逢うまでに
たくさんのことを選択して こうしてお会いすることができたお2人には
どんな想いでこの会場でどんな方々とどのように過ごしたいのだろう
いろいろな想いを聞かせて頂く 結婚式から数か月前
お2人を知れば知る程 2人の結婚式は他のカップルとは
違う内容になってくる
もしも私が自分の大切な日に
ブランシュメゾンを選ぶとしたら それはきっと
美味しいお料理を大好きなみんなと一緒に楽しみ
新郎新婦 でいることを自分たちが忘れるような
そんな雰囲気を作ることがここではできるから
そんなことを想像しながら
この白いお家で迎えるウエディングパーティー
「いっぱい悩んだけれど この道を選んでよかった」
とこれから先も思い出して頂けたら…
お2人のことを 人生を
たくさん聞かせて頂き 関わらせて頂く
こんな幸せなことは他にはないな
…と改めて思うのです