結婚式と花
花には 人の心を和ませ
笑顔や幸福感をもたらす効果があるそうだ
意識をしたことはないけれど
たしかにそんな感覚はあるかもしれない
古くは神の依り代として儀式に使用されていた花々は
しだいに 何かのかわりではなく
花を花として楽しむものに変わっていったそうだ
茶の湯が文化として華さいた頃
季節感を演出し 客人に歓迎の気持ちを伝えるもてなしとして
花を飾ることが 今も生活の一部に受け継がれている
昔 祖母に
花は 「喜怒哀楽」のうち「怒」の感情は伝えることができない
誰かのことを思って花を飾る人には 悪い人はいない
だから その花を見てくれた人は 笑顔になってくれるんだよ
と言われながら 玄関の花を一緒にいけたことを思い出す
結婚式に花が飾られるのは
こういうことかもしれない
La Blanche Maison