サムシングフォーとは?結婚式に役立つプランナー発アイディア例
皆さんは「サムシングフォー」という言葉をご存知ですか?
きっとこの記事をご覧の方には、
・サムシングフォーって言葉自体わからない
・言葉は知っていても具体的な意味はよく知らない
・意味はわかるが取り入れ方がわからない
という3つのパターンの方がいらっしゃると思います。この記事では、すべての方に分かりやすいように、サムシングフォーの意味やルーツから、具体的な結婚式への導入アイディアまでご紹介します♪
この記事を読めば、あなたもサムシングフォーマスターです☆
~目次~
実践的!サムシングフォーのアイディア例
・Something new “何か新しい物” の例
・Something old “何か古い物” の例
・Something blue “何か青い物” の例
・Something Borrowed “何か借りた物” の例
そもそもサムシングフォーって何?意味は?
サムシングフォーとは、欧米の結婚式にまつわる風習の一つです。以下の4つの物を結婚式で身に着けると、一生幸せな結婚生活を過ごすことが出来るといわれています。
① Something new “何か新しい物”
これから始まる新婚生活に向けて、決意を新たにするため何か新しい物を用意しましょう。新しいことを始める時、誰もが壁にぶち当たることもありますが、そういった苦難も乗り切れるようにという意味合いがあります。
② Something old “何か古い物”
花嫁さまの人生を今日まで導いてくれた母親や祖母が身に着けているものや、代々家族に伝わるものがあれば用意しましょう。祖先の代から続く幸せを引き継ぎ、末永い夫婦生活を営めますようにという意味合いがあります。
③ Something blue “何か青い物”
青は聖母マリアのモチーフであり、清純な色とされています。青を表現することで、新郎さまに対する忠誠を表現するという意味合いがあります。
④ Something Borrowed “何か借りた物”
すでに幸せな夫婦生活を営んでいるカップルの持ち物を借りることで、その幸せにあやかるという意味合いがあります。
サムシングフォーのルーツ
サムシングフォーのルーツは、欧米諸国で親しまれている童話「マザーグース」の歌であるという説が一番有力です。曲の歌詞には「サムシングフォーの4つと靴の中に6ペンスの銀貨を」という一節があります。
マザーグースが有名になった時代は、ちょうど政略結婚から恋愛結婚へトレンドが変わっていった時期でした。この時代に有名になったことから、女性の幸せを願う歌として広まっていきました。
6ペンスの銀貨?
サムシングフォーと合わせて、花嫁さまの左靴の中に6ペンス銀貨を入れるという幸せのジンクスがあります。今現在このコインは通貨として使われていないため、別の銀貨やレプリカを代用することも多いです。サムシングフォーと合わせて、この6ペンス銀貨のおまじないも簡単に取り入れられる、幸せのおまじないです。
サムシングフォーを結婚式に取り込むアイディア例
○サムシングニュー “何か新しい物” の例
・ドレスに似合うアクセサリーやシューズを新調する
ウエディングドレスはレンタルするという花嫁様が多いですが、ドレスに合わせるアクセサリーやシューズを新しいもので用意するのはいかがでしょうか。ウエディングドレスの小物であれば、ハンカチなども比較的安価に用意できますし、おススメです。
・新郎新婦お互いに新生活に向けたプレゼントをサプライズで用意する
新婚生活で使えるようなものが本来の意味合いからしても良いのではないでしょうか。プレゼントするものが結婚式当日で身に着けられるものだとさらにおススメです。男性から女性であれば、日常生活でも使えるようなアクセサリーなど、女性から男性であれば、時計やポケットチーフなどもいいですね。
・結婚式当日に入籍して新たな家族をつくる
家族が新しく出来るというサムシングニューはいかがでしょうか。結婚式の日と入籍日がバラバラにならず、「結婚記念日はいつ?」ということにもなりません。また、入籍も一緒に行うことで、結婚式という日を大切にしたい思いも増してくるでしょう。
○サムシングオールド “何か古い物” の例
・幼いころの思い出グッズをディスプレイに
幼いころに大切にしていたおもちゃや、想い出の写真をディスプレイするのがおススメ。また、その時代の洋服などがまだ残っていたら、服をリメイクしてリングピローを作るということも素敵ですね♪ディスプレイすることで、家族が待ち時間に眺めて会話が弾んだり、幼いころからの成長を実感できて、結婚式を迎えたことの喜びをより一層感じられるでしょう。
・母親のアクセサリーを身に着ける
母親が身に着けているものを付けるということは、「代々続く幸せを引き継ぐという意味合い」があります。イヤリングやネックレスを選ぶ花嫁様が多いです。
○サムシングブルー “何か青い物” の例
・ウエディングドレスを青にしてシンデレラ風に
シンデレラ風の青のウエディングドレスはカラードレスでも非常に人気です。可愛いすぎず、女性らしさを演出できることから幅広い世代の花嫁さまに人気です。20代前半の花嫁様は水色などの明るい青、30代後半~40代の花嫁様には濃いめの青を選ぶ花嫁様が多いようです。
・タキシードにポイント的に青を入れる
最近ではタキシードも、ジャケットとパンツが色違いの「ジャケパン」スタイルも人気。特にカジュアルなパーティで着用する新郎さまが多いようです。この時に、ジャケットやベスト、チーフ、タイなどで部分的に青を使用しても素敵です。
・結婚式のテーマカラーやディスプレイに青を入れる
ディスプレイに青を盛り込んでいくのもおススメ。リボンなどでさりげなく入れるのもいいですし、お花などを含めた「テーマカラー」を青にしていくのもいいですね。ただ、コーディネートの時にテーブルクロスを青にするのは気を付けましょう!明るい青は食欲減退の色なので、せっかくの料理が台無しになってしまうことも。もしテーブルクロスに青を入れるのであれば、ネイビーに近い濃い青がおススメです。
・バルーンリリースを青に
ガーデンウエディングの人気演出と言えば、バルーンリリース。このバルーンを青系の色で統一するもの素敵です。もしあいにくのお天気になってしまっても、バルーンはディスプレイとして会場にも装飾できるので、ブルーのディスプレイとして活躍します♪
○サムシングボロー “何か借りた物” の例
・幸せな夫婦から結婚式にまつわるグッズを借りる
すでに幸せな生活を営んでいるご夫婦にあやかるという意味合いで、結婚式で使用した小物などを借りるのがおススメ。例えば、リングピローやドレス用小物などが人気です。
・中座の時に「手を借りる」のもひとつ
中座の時に手を借りることもサムシングボローのひとつ。一般的に父親とはバージンロードを歩くケースが多いので、新郎と一緒に、もしくは母親や親友、おばあちゃんにお願いするのが一般的です。
いかがでしたでしょうか。是非みなさんの結婚式でもサムシングフォーを実践して、素敵な夫婦生活のためのおまじないをしてみてはいかがでしょうか♪
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