ブーケの形でどう変わる?デザインの種類別・ウエディングブーケの選び方
ブーケ選びも結婚式準備の楽しみの一つ
ウエディングドレス選びから始まるコーディネートづくりはとっても楽しい時間♪結婚式当日は、人生最高にキレイで、カワイイ自分でいたいですよね。
そんなプレ花嫁さまへ、ウエディングドレスと同じくらい花嫁姿の魅力度を左右する「ブーケの形選び」についてお伝えしたいと思います。キレイ系カワイイ系など、ブーケの形によって全体の印象が大きく変わるので、参考にしてみてくださいね♪
~目次~
ブーケの種類
ブーケの種類①:スタンダードなラウンドブーケ
最もオーソドックスで、様々な色や形の花をアレンジすることが出来る、半円形の王道ブーケ。アレンジによって、可愛い雰囲気から、大人な雰囲気もOK♪合わせるウエディングドレスのラインも基本的にどれも合いますが、スレンダー系よりもボリュームのあるプリンセスラインとの相性が◎。
ブーケの種類②:エレガントさが特徴のキャスケードブーケ
英語で「滝」という意味をもち、優雅で格調高いブーケと言えばこちらのキャスケードブーケ。ボリューム感のあるお花を使うことで、更に雰囲気が増して、ゴージャスな雰囲気に。
ゴージャス感を活かすなら、ウエディングドレスもボリューム感がある、Aラインやプリンセスラインがおススメ。また、スレンダーラインのドレスと合わせることで気品さを表現できますが、横のボリュームを少し抑え目に調整して全体のフォルムを、合わせていくのがよいでしょう。
ブーケの種類③:小柄な花嫁さまもエレガントに♪オーバルブーケ
ラウンドブーケを少し楕円形にしたオーバルブーケ。写真のブーケよりも垂れ下がる部分がシャープなものは「ティアドロップブーケ」(涙の形に似ていることから名づけられている)とも呼ばれています。
ラウンドブーケよりも少し大人な、柔らかな雰囲気を演出したい方におススメです。また、キャスケードブーケのようなエレガントさがほしい「小柄な花嫁様」にもおすすめです。ウエディングドレスとの相性は、基本的にはラウンドブーケと並ぶ万能選手ですが、縦幅があるためスレンダーラインともよく合います。
ブーケの種類④:ナチュラルでかわいいクラッチブーケ
お花を束ねただけの自然なスタイル。クラッチは英語で「ギュッとつかむ」という意味があります。流行のガーデンウエディングや、カジュアルな雰囲気のパーティにもよく合い、花嫁さまから人気を博しています。
このブーケはどちらかというと個性派になるため、ボリュームのある王道ウエディングドレスより、スレンダー、マーメイド、ひざ丈ドレスなどのドレスと合わせるのがおススメ。ただ、後程紹介しますが、カスミソウのクラッチブーケは柔らかな雰囲気と相まって、ボリュームのあるドレスにも合います。
ブーケの種類⑤:ナチュラルでエレガントなアームブーケ
カラーなどの長くきれいな茎の花を使った自然派ブーケ。こちらもクラッチのようにナチュラルな印象が特徴です。クラッチよりもエレガントな、気品のある雰囲気を演出できるため、キレイ・カッコイイ花嫁様向けのブーケです。ドレスも縦長のフォルムから、スレンダーラインとの相性が◎
ブーケの種類⑥:動きの多いパーティにもおすすめなリストブーケ
こちらもガーデンウエディングやカジュアルウエディングの流行により、人気が出てきているブーケのスタイル。パーティ中に常に身に着けていることが出来るほか、写真のようにブライズメイドとお揃いにすることもできます♪また、使うお花にもよりますが比較的安価に作成できるため、お色直し後のカラードレス用として作る方も多いです。
ブーケの種類:個性派のブーケ集!
ここからは花嫁様の個性にあふれたブーケを3つ紹介していきます☆
①カワイイ♪ハート形ブーケ
可愛らしさを演出したい花嫁様におススメしたいアレンジ!
②お花を使わず「やさいブーケ」!
このブーケを使った花嫁さまの結婚式が8月31日(やさいの日)だったことからこのブーケに!もちろんすべて本物の野菜を使用しています。
③やわらかナチュラルの最高峰「カスミソウブーケ」
ウエディングブーケでも花束でも、周りを引き立てるわき役に使われることが多いカスミソウを、この時は主役に。柔らかでナチュラルな雰囲気はカスミソウにしかない個性のため、密かに人気があるブーケです。
ブーケに関するよくある質問集
Q:ブーケは生花でないといけないの?
造花のブーケでももちろんOKです。今ではアートフラワーと呼ばれていて、季節に関係なく花を選べるほか、実際のお花では難しいアレンジも可能です。さらに挙式後も特別な加工をすることなく保存できるということもメリットです。あとは、前撮りなどでも使用できます。
ただ、ゲストが近くまで来るような、ガーデンウエディング、カジュアルウエディングの場合は、生花とは質感が違うので、アートフラワーであることがわかってしまうこともあります。実際のところは、一生に一度の結婚式は本物をという想いから、生花のブーケを使う花嫁さまが多数派ではあります。保存が可能なことや予算も踏まえて検討してみても良いでしょう。
Q:打合せ時に本物は見られないの?
結婚式本番前に、打ち合わせたブーケの実物を見たいという花嫁さまも多いと思いますが、その分、制作費用が掛かってしまいます。そのため打ち合わせの段階で、言葉だけでなく、写真でイメージを共有するようにしましょう。そうすることで、当日にイメージと違うブーケが用意されるリスクを減らすことが出来ます。
言葉や、お花の指定だけでなく、実際に近い見た目を共有するということは大切です。インターネットの画像検索や、instagram等のSNSを活用してみましょう♪
Q:ブーケトスをしてしまうとブーケはなくなってしまうの?
ブーケトスには一般的には「トス用ブーケ」を用意します。花嫁さま用のブーケよりも小さめに作るため、使うお花にもよりますが、大体5分の1くらいの料金で作成できます。
もちろん、花嫁さまのブーケと同じ花をつかうというルールはないので、好きな花、色で用意することも可能です♪
Q:ブーケをずっと取っておきたいけど方法はないの?
アートブーケの説明でもすこしお伝えしましたが、生花のブーケを加工して保存する方法はあります。もちろん自分で押し花などにしても良いのですが、ここは加工のプロにお任せするほうが綺麗に仕上がるのでおすすめです。
押し花で額に入れた形にできたり、プリザーブドフラワーにして3D加工するということもできます。結婚式の想い出をお花という形で残しておくのも、ロマンチックで素敵ですよね♪
【コラム】花嫁が「ウエディングブーケ」を持つ理由
ちなみに、なぜ花嫁がブーケを持つということが定着しているかご存知ですか?。実はこんなエピソードがルーツになっているのです。
20世紀初頭、男性が女性にプロポーズをする際、自分で野の花を摘んで花束にし、女性に結婚を申し込んだそうです。そこで、女性が「YES」の返事をする時にその花束の中から一厘抜き取り、そっと男性の胸ポケットに差したという・・・。
男性が渡した花束が、現代のウエディングブーケ。女性が男性に差した一厘のお花が、ブートニア(結婚式で新郎さまが胸に差すお花)となっています。諸説ありますが、そんなエピソードを基に「花嫁はブーケ持つ」ということが広まり、定着していきました。
いかがでしたでしょうか。この記事をご覧の花嫁さまが、運命のブーケと出会って、より素敵な花嫁さまになりますように・・・♡
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