緑の想い出
2013年の春の話をしてみよう。
あたたかい日差しに春の訪れを感じていた私は
特に行く当ても無く、自然と自分の足が赴く方へと歩を進めていた。
緩やかな下り坂の先に待っていたのは
白いお家と緑だった。
あたたかくなり始めた北海道。今日はブランシュメゾンの緑を紹介しよう。
2014年春のお話。
薄着とまではいかないがコートを脱いで近所を散歩してみたんだ。
気付けば、普段は通らない小路を下っていた。
現れたのは夜に映える濃い緑と綺麗なイルミネーションだった。
2015年春のお話。
レストランでランチ。
相手は後にパートナーとなる女性で
彼女の事を褒めたいのだが照れくさくて
素直に言葉が出てこなかった。
やっと出てきた言葉は
『すごく綺麗だね。』
目線は彼女の奥の緑だった
La Blanche Maison