バトラー(執事)のいる結婚式
結婚式に参加して、
お料理運ぶ、ドリンクを持ってくるスタッフ
どんなスタッフだったのか覚えている方はいるだろうか?
きっとふつうは覚えていない。
目と目を合わせて話した記憶がないから。
ブランシュ・メゾンの結婚式に参加したゲストはきっと
「結婚式」というひと時をともにしたスタッフの事を記憶に深く刻む事になるだろう
バトラー「執事」としてゲストにつくそのスタッフは
ただ料理を運ぶだけではないからだ。
次々運ばれてくる魅力的な料理の説明をしてくれる。
そのお料理がどれだけ美味しい物なのかを。
どう食べるのが美味しい食べ方なのかを。
そして私が赤ワインが好きなのを知っている。
なので私に美味しいワインを勧めてきてくれる。
お料理やその日の気温、天気、結婚をするお二人の事。
その日その時初めてあったとは思えないほど
会話も盛り上がる。
目くばせだけでほしい物に気づいてくれる。
その、ほんの数時間をともにしただけなのに
また会いたくなる。
また来よう。
今度は私の大切な、あの人を誘って。
あのバトラー「執事」がいるこのレストランに・・・・