君は僕のひまわり
結婚式のお花
花嫁がフローリストとコーディネートする事が
多い結婚式のお花。女性同士盛り上がり、
新郎が積極的にお花の打ち合わせでお話してくれることは
正直、少ない。
でも彼は言った。
「会場のお花をひまわりにってできますか?」
彼女は不思議そうだったが、
彼女自身もひまわりは大好きなお花だったし
季節的にもぴったりだったので、
おふたりの結婚式は、
ひまわりのお花でいっぱいになった。
でも彼には、ひまわりにある特別な思い入れがあったのだ。
「君とあのひまわり畑にいった時
僕は結婚を意識したんだ。あんなにたくさんのひまわりにも負けない君の笑顔。
ずっと見ていたい。その笑顔を絶対守っていきたい。そう思ったんだ。」
結婚式当日、この手紙が部屋で花嫁を待っていた。
太陽ように鮮やかなひまわりの花をそっと、添えて。
La Blanche Maison